2007年12月30日日曜日

COREGA CG-WLUSB2GPX

FreeBSDで使える、安いUSBタイプの無線LANアダプタを物色していたのだけれど、やっと使えそうなものを見つけた。

以前からの情報だと、RalinkやAtherosのチップを使ったものなら使えるという話はあったのだけれど、Atherosのものは価格帯がちょっと高め(4千円位から)なので検討対象外。
FreeBSD7からは、Atherosに買収された、Zydasのチップのものが使えるという話だったので、ZD1211Bを使ったMELCOの安いものを試してみたのだが、どうも上手くいかない。
(ソースをみて、デバイス名があるのに気を緩くしていたのだけれど、デバイスの認識のところまでで、実際のルーチンはまだ書かれていないっぽい。)

coregaのサイトでralinkのチップを使っているのが確からしい、表題のアダプタを入手。
ural0 で認識するかと思ったが動作せず。usbdevs にベンダー名とプロダクト名を追加して、if_ural.c にもエントリを追加してみると、認識はするものの動作しない。
NDISドライバを導入してもダメ。
ralinkのサイトにいくと、どうも、このチップは rt73系で、同じ rt25xx のシリーズの中でも rt2571/rt2501といったちょっと新らし目のチップらしい。ralinkのサイトからダウンロードできる linux用ドライバのソースを見ると、rt2500系と rt2501系ではレジスタの割り当てが全く違う。

で、まあ、ちょっとあきらめかけたところで、if_rum.c を覗いてみると、RT2501USB用のドライバと書いてある。もしかして、と思って、ベンダ名とプロダクト名を if_rum.c に追加してやると、あっけなく動作。ただ、Link/Ackのランプがつかないね。

---
(追記:2007/12/30) しばらく放置していると、通信速度が、OFDM/36Mbps から DS/1Mbps まで落ちる。もう少しパラメータの調節が必要かも。

2007年12月22日土曜日

java で書かれた X server

まだ、ちょっとしかいじっていないけど、使えるかも。

2007年11月18日日曜日

備忘録 ( xindice )

xindice ac -c xmldb:xindice://localhost:8888/db -n addressbook
xindice ad -c xmldb:xindice://localhost:8888/db/addressbook -f address1.xml -n address1

2007年11月9日金曜日

暗号化する ってことは

結局、情報を一過性の消耗品として扱う ということなのだ。

2007年11月1日木曜日

IPA フォント (その3)

同じ PDFJ で処理しても、MS明朝だと表示できて、IPAMincho だと表示できない文字がいくつかある...

PDFJの問題ではないということかも。

2007年10月31日水曜日

夢見たものは

 夢みたものは、ひとつの幸福
 ねがったものは、ひとつの愛
 山なみのあちらにも しづかな村がある
 明るい日曜日の 青い空がある

(立原道造 1914—1939)

2007年10月30日火曜日

ルータといえば

コレガのエントリクラスのルータ(実売4千円位の)で環境をシミュレートしていたのだけれど、しばらく放置していたらセッションが軒並み切れた。何かタイマーが仕組まれているのだろうか?

Statefull Inspection しか実装していないのだろうか? SYN+ACKを見ていれば切れるはずはないのだけれど...

6系列への移行終了

懸案のOSのアップデートがほぼ終了。これで4系列のまま残っているのは某所にあるルータだけになった。(これは、次の更新時には市販のルータに交換すべく機能を削除中)

データの同期とディスク交換のタイムラグのせいで、ログが一部欠損しているが、まあたいして重要なログではないのでこれはあえて復元しないことにする。

2007年10月24日水曜日

IPAフォント (その2)

...確かにPDFへの埋め込みはできるようなのだけれど、

最新の文字セットはAdobe-Japan1-6であり、これにはJIS X 0212(補助漢字)と0213(第三水準、第四水準)が含まれているが、今のところPDFJではAdobe-Japan1-6ではなくAdobe-Japan1-4が使われる。 (PDFJのマニュアルより)

PDFJの方で JIS0213対応がまだ完全でないようなので、表示されない文字は表示されないままだ。別のツールで加工するか、PDFJに手を加えるか...

2007年10月23日火曜日

IPAフォント

IPAフォントのライセンス条項が10月から変更になっているらしい。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20071001-2.html

JIS0213:2004にも対応しているらしいので、配布用のPDFの埋め込みフォントとして使えるかな?

2007年10月18日木曜日

PayPal

日本ではまだそれほど知名度がないけれど、インターネットの小額決済の手段として、PayPal を導入してみようかと思う。
( もう一つの別の候補は、イプシロンなのだけれど、手数料率はともかく、利用がないときでも 最低300円/月 負担があるのがいま一つ乗れないところ )

外国企業ということもあって、技術資料もうんざりするくらいどっさりある。( この辺が日本で普及しない理由のひとつなんだろう )

まずは、Donation[寄付!] ボタンをつけようと思う。

2007年10月17日水曜日

OSIS形式

OSIS形式に変換されたものが出たらしい。
http://www.esnips.com/web/GoBible/

これで、国外での普及が加速されるかな?

2007年10月16日火曜日

XML->TeX->PDF

もしかしたら、日本語TeXが、JIS0213に対応していなくても( つまり、JIS0213を含む TeXのソースを pTeXが上手く処理できなかったとしても)、JIS0213相当を含む utf-8のXMLから、XML->TeX->PDFの処理は、汎用の変換で上手く処理できるのかも。

.dvi を作成できないTeXソースを一種の中間言語として扱う...ということ。

2007年10月9日火曜日

XSL+FO

日本語PDFがらみで、FOPを試してみる。
ver 0.20.x の頃は、日本語パッチがあって、不完全ながら日本語も使えていたのだが、portsからインストールしてみると、なんと ver 0.93 と随分番号が進んでいる。
マニュアルをみると、日本語フォントの使い方まで書いてあって、さぞかし日本語対応が進んだのだろうと期待してみるのだが...
確かに、日本語の文字は標準で表示できる。けれども、改行処理が全くだめ。ver 0.20.x の頃に使えた逃げ道もつかえない。トホホ状態になっている。

いろいろ検索してみても、ヒットするのは 0.20.x の頃の話題ばかりで最新の情報はほとんどない。
あきらめかけたところに、あるブログで、fopのtrunc版(開発版のことか?)では対応しているという記述を発見。さっそくダウンロードして試してみる。

これはなかなかいけそう。ver も 0.94 になっているし、禁則処理もそれなりにしているようす。残るはエラー処理だなぁ。解釈できないタグを見つけたときにエラーで止まるのでなく、タグを無視してくれれば大分使いやすいのに...

2007年10月3日水曜日

iCalendar

サイトのレイアウト更新 ということで、スケジュール表も、古いデータ形式でなく、iCal形式をベースにしようかな。

2007年9月25日火曜日

ニッチな市場

結局、口語訳にしても大正改訳にしても、所詮ニッチな市場にしか過ぎない。日本聖書協会のデータによれば、新共同訳の発行部数にくらべると、口語訳の発行部数は新旧訳の合本で12%、新約だけだと0.25%に過ぎない。大正改訳となると口語訳新約のさらに 2/3 になる。サイトのアクセス状況もほぼそれを反映した数値になっている。
PDFファイルに関しては、概算で月に30数件はダウンロードがあるようなので、国内の大正改訳の需要の3割程度をカバーしている計算になる。( 狭い市場を奪っているのか、潜在需要を掘り起こしているのかはよくわからないけれど、ダウンロードしたうちの数割は紙の書籍も購入しているのではないかと思う。)

結論としては、今の形態だとすでにアクセス量は、せいぜい 3倍になったところで完全に飽和してしまうということ。資料館としてそれで良しとするのか、それとも別の方向を目指すのか。

そもそもは、Swordプロジェクトに代表される国外の聖書ソフトウェアのアーカイブに日本語の聖書が皆無だったこと、口語訳の著作権がちょうど数年前に切れたことが動機だったわけなので、もう、目的を果たしているわけではあるんだよな...

2007年9月18日火曜日

SCO と unix (その2)

SCOは破産したらしい。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/15/news012.html

2007年9月10日月曜日

SCO と unix

一応、ブックマークしておこう。

http://arstechnica.com/news.ars/post/20070812-sco-never-owned-unix-copyrights-owes-novell-95-percent-of-unix-royalties.html

SCOとマイクロソフトが、unixに対して何の権利ももっていなかってにせよ、彼等の FUD(Fear,Uncertainty,Doubt)戦略が成功しているのは間違いない。

2007年9月9日日曜日

サイトの引越し

懸案の引越し。

旧コンテンツをドメイン名に相応しい内容の部分とそれ以外に分割して、それ以外の部分は新しいドメインに以降。ドメイン名に相応しい部分は、ドメインごと別のサーバーに引越し。

というわけで、外から見れば『それ以外の部分』が分離引越したように見えるけれど、実際はその逆という形態の引越しとなった。

で新しいサーバーでの動作確認もすんで、一件落着というはずだったのだけれど、どうもこのサーバーにアクセスできないプロバイダが一部あるらしい。
そういえば、以前にも似たトラブルがあって、それが嫌で聖書サイトを今のサーバーに移したのだった。今回の引越し先も同じ業者ではないけれど画面デザインからして同一資本系の業者っぽい。

さて、新しいドメインへの引越し案内は、元のドメイン名のサイトの方にしか書いてないし、新しいドメインが検索に引っ掛かるまで引越し先がわからないユーザーが相当にでてきそうだ。

別のサーバーを見つけないと かな?
今、候補になっているのは、表面上は広告なしなのだけれど、ソースにゴミを挿入してくるし、404 Not Found のページがけばけばしすぎるので、できれば避けたいのだが...

追記(2006/10/30):上の候補にしていたサーバだけれど、放置していたら、いきなりけばけばしい広告のページにリダイレクトされるようになった。メールによれば「1ヶ月に5アクセスしかなかったのであと2日でアカウントを停止する」だって。おいおいまだ2日猶予があるはずなのにいきなりこれかよ、ってなわけで候補から削除。

2007年9月5日水曜日

NetBSD4.0RC1

Xenが、DomU, Dom0 共に Xen3 ベースのものになった。
sendmailが標準でなくなって postfix になった。
uucpが標準でなくなった。

2007年8月30日木曜日

数学辞典 第四版 (その2)

おくればせながら、第四版を購入。発売記念特価の期日はとうに過ぎていたけれども、在庫限りで記念価格で入手できた。(岩波書店特有の買取制度も影響しているのだろう)
ぱらぱらと眺めてみると、どうも過去20年の数学の発展というよりも、『日本人の業績』を強調しすぎている気がする。良くも悪くも今の日本の数学者の勢力分布を感じる編纂だな。( もっとも、以前の数学辞典も結構解析寄りで当時の『日本の』数学者勢力図を反映していたものだから、変化していないとも言える。)
たとえば、excellent ring が単独の項目として採用されているけれど、広中の特異点解消定理以外にはこれといって応用のない概念にわざわざ項目として割く理由があるのか?
ページ数の問題があるので、新しいことを記述すると古いことが簡略化されるのはしかたないこととしても、zeta関数の記述が以前よりかなり簡略化された気がする。

2007年8月20日月曜日

Free のサーバーにこだわるわけ。

なぜ free のサーバーにこだわるか というと、一つには、「更新の終わったサイトは、メインテナンスフリーにしたい」というのが理由としてある。

別の言い方をすると、『手離れの悪い仕事はしたくない』ということでもある。

もちろん、自宅サーバーなら実質的に只なんだけれど、サーバーのメインテナンスのためにサーバーを停止しなくてはいけないときに、道連れになってしまうのが嫌、というのと、今の『安定しているけれど、線がやや細い回線』を、そういうことにあまり使いたくない ( そういうプロバイダを選んでいるのは、「安定している」ということが最重要な用途に使っているということの現れでもあるわけだが )。

(ババ抜きのババになりつつあるサイトもあるので、いいかげん手放したい、ってのもあるなぁ。。。)

2007年8月19日日曜日

規模が1000倍になったら

規模が千倍になったら違う方法が必要だ

パラメトロンの配線の苦労話とともに後藤英一さんが話していた教訓。

10年前に比べると、いろんなものが千倍の規模になっているなあ。

2007年8月18日土曜日

みにくいものは

みにくいものは
てぢかにみえる
うつくしいものは
はるかにみえる

いつになったら
すこしも ひとをにくめなくなるのかしら
わたしと ひとびとのあいだが
うつくしくなりきるかしら

-- 八木重吉(1898-1927)

何を為すべきか (その2)

某サイトのレイアウトもそろそろ全面的に変更したいし、
聖書サイトの方も、手短かにできることはほぼしつくした感がある。
もう一つのサイトは、退くタイミングを探っているような状況だな。
それを拾って 役立てようと
僕は思ったわけでもないが
月に向かってそれは抛れず
波に向かってそれは抛れず
僕はそれを 袂に入れた
もう、棄ててもいいよね?

2007年8月7日火曜日

Resellar Plan? (その2)

Free website hosting の95%は、2〜4ヶ月の間に消滅する...
その理由は、
1.ユーザー数が5000人を超えた頃に、ビジネスそのものを他に売ってしまう。
2.あまり儲からないことに失望して、続ける意欲をなくしてしまう。

ということらしい。確かに「それで儲かるの?」という条件のところは数ヶ月で消えることが多い...

2007年8月6日月曜日

Resellar Plan?

無料 web hosting を探していると、10GB とか 20GB の容量が使えるところが 随分増えてきている。登録手続き画面の構成をみると、どれも似たような造りで、どうも、特定の Reseller Plan による再販のような雰囲気。

まあ、英語コンテンツのみ、とか、No Ads を謳いながら広告リンクを挿入してくるものも多いようだけれど、ほとんどのサーバーが、標準のサブドメインの他に、もう一つドメイン名を指定できるようになっていて、( サイトの説明ではネームサーバーを指定のものに設定せよと書かれているけれど ) CNAMEでホスト名を設定してやれば、好きなドメイン名でアクセスできることが多い。

PHPに使えない関数が多いとか、アップロードできないファイルタイプがあるとか、ファイルの大きさに制限があるとか( 5MBとか 10MBで制限していることが多い)、まあ、いろいろ制限は多いようだけれど、制限内でおさまるなら、有料のホストを使うのが馬鹿らしくなるくらい、盛りだくさん。

ディスクが随分安くなったとはいえ、1Tバイトのディスクで100人しかサポートできないとすると、ほんとに採算に乗るのかな、という不安は残るけれど...

2007年7月23日月曜日

シュトー・デリャーエト

綴りを忘れてしまった。我等何を為すべきか。

中身はほとんど覚えていないのだが、題名だけはやけに記憶に引っ掛かって残っているのだよね。たぶん、ロシア語の動詞の活用形を覚えた頃と時期的に重なるのが理由なんだろうけど。

2007年7月17日火曜日

傅道之書

口語訳の時に随分役にたった「本格読取」だが、文語訳では殆ど認識してくれないので、「本格読取2」にバージョンアップ。
かろうじて使えるか使えないかの境目くらいまでは認識してくれるようになった。編集無しの生の認識だと、この程度。

第二章
1 我わが心に言けらく来れ我試みに汝をよろこばせんとす汝逸架をきはめよと嗚呼毫もまた穴なりき
2 我笑を論ふ是は狂なり快梁を論ふ是何の埓ところあらんやと
3 我心に智能を憤きて居つ気洒をもて肉身を肥さんと試みたり叉世の人は天が下におて生涯如何なる事をなさぼ善らんか七知んために我は愚なる事を行ことをせり
4 我は大なる事業をなせり我はわが鎬に家を建て葡萄図を設け
5 園をつくり圈をつくり叉菓のなる諧の樹を其處に植ゑ
6 また水の塘池をつくりて樹木の生茂れる株に其より水を直がしめたり
7 我は僕婢を買得たりまた家の子あり我はまた凡て我より前にヱタサいムに七りし者よりも衆多の牛羊を有り
8 我は金銀を積み王等と同心の尉官を積あげたりまた歌詠之男女を得世の人の奈なる妻妾を多くえたり
9 斯我は大なる者となり我より前にヱサレムにをりし踏の人よりも大になりぬ吾智痩もまたわが身を隠れざりき
10 凡そわが目の好む者は我これを禁ぜす凡そわが心の悦ぶ浙は我これ七禁ぜざりき即ち我はわが諧の努苦によりて快察を得たり是は我が諧の努苦によりて得たるところの分なり
11 我わが手にて埓たる諧の事業および我が努して事を埓たる努苦を顧みるに皆空にして風を抽るが如くなりき日の下には盆となる者あらざるなり
12 我交だ身を転らして智慧と狂妄と愚臓とをたり紅玉に討ぐところのんは緋なる苓ぞ首うるやそり既になせしところの事に過ざるべし
13 光明の黒暗にまさるがごとく智匙は愚擬に勝るなり我これを暁れり

2007年7月11日水曜日

FreeBSD/xen

7.0 には載るらしい。( 6.2 に載るだろうと話もあったから、あまりあてにはできないが... )

Work is well under way to finish Kip Macy's FreeBSD/xen port, and get it into a shape which is suitable for inclusion in 7.0.

2007年7月7日土曜日

VoIP (その8)

一つだけ気になるのが、発信者番号通知。
ルータの RT200KI までは、確かに発信者番号が届いているのだけれども、それを SIP proxyとして接続している asterisk 側には発信者番号のデータが届いていないみたい。。。

設定を変えれば asterisk でも発信者番号がわかるのだろうか...

2007年7月2日月曜日

VoIP (その7)

ファックスの画像そのものをメールで受取るには、faxrcvdのマニュアルにずばり書いてあった。
hylafax/etc/ の下に、FaxDispatch というファイルを作って
SENDTO=メールアドレス
とすればよい。pdfで受け取りたいなら、
FILETYPE=pdf
を追加する。

faxの送信については、通常の発信とまったく同じ(IAX2 でなく、SIP の方) でよいようだ。こちらも、CALLERIDを設定しないとなぜか送れない。

fax 受信については、たぶん、IP電話とfaxの相性の悪い部分(つまり、ディレイとか、エコー)は iaxmodemの方でうまく処理しているようなので、問題なさそう。送信については、受信側でなんとかしないといけない部分なので、IP電話との相性の悪さはそのまま残っているのだと思う。

てな訳で、asterisk + fax の組み合わせについては、これ以上、特に深く追求すべきことはなさそう。
強いて謂えば、間違って、大量の原稿を送ってしまったときの、キャンセルの仕方がよくわからない --- 何しろクライアント側からみると30枚送っても瞬時で送信終了(つまり送信キューに入る)ので、気がついた時には大量にキューに溜まっているという事が、簡単に発生する。

2007年7月1日日曜日

VoIP (その6)

iaxmodemと hylafax の組み合わせで、fax受信も成功。
hylafaxの設定は、昔随分てこずった記憶があるので、少し気が重かったのだけれども、特に引っ掛かるところもなく、あっけなく動いてちょっと拍子抜け。

/etc/ttys に
ttyIAX "/usr/local/sbin/faxgetty" dialup on secure
を追加。
/dev/ttyIAX は、iaxmodem が起動すると、/dev/ttyp? へのシンボリックリンクとして作成される。

iaxmodemのサンプルから、config.ttyIAX を
/var/spool/hylafax/etc/config.ttyIAX にコピーして修正。

iaxmodemのサンプルを真似て
asterisk/etc/iax.conf を修正

[iaxmodem]
type=friend
username=iaxmodem
host=dynamic
auth=md5
secret=xxxxxxxx
context=iaxmodem
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=slinear
jitterbuffer=no

extention.conf には、受信用に追加
[default]
exten => ${FAX},1,Dial(IAX2/iaxmodem/${EXTEN})
( この ${EXTEN} がどう使われているのかはよく判らない )

受信すると、
/var/spool/hylafax/recvq に、tiff ファイルが溜まる。
( 何日か経つと、自動的に削除されたような気がする )

tiffファイルを、そのまま見ると縦横の比率が 204:98なので扁平になる。tiff2pdf で変換すれば、正しい比率になるようだが、適当な tiff ビューアを探した方がよさそう。

後は、着信通知の仕組み( というか、fax-to-mail のゲートウェイだな ) ができれば、受信に関しては、faxの置き換えができるようになる。

VoIP (その5)

外線呼び出しができるようになった。

rt200ki は、呼び出すときに CALLERID を設定しないとだめなのね。

extension.conf
[globals]
LOCAL=4 ; Asteriskが繋がっているRT200KIの内線番号

[default]
; rt200kiの内線1への呼び出し
exten => 21,1,Set(CALLERID(num)=${LOCAL})
exten => 21,n,Dial(SIP/ntt4/1,,r)
; 外線呼び出し
exten => _0.,1,Set(CALLERID(num)=${LOCAL})
exten => _0.,n,Dial(SIP/ntt4/${EXTEN},120,T)

2007年6月28日木曜日

VoIP (その4)

他の仕事が少し落ち着いたので、asterisk関係の続き。
備忘録。

1. gsmファイルは、8kHz sampling rate で作る。
% sox audio.ext -r 8000 -c 1 audio.gsm

2. できたファイルは、/usr/local/share/asterisk/sounds へ。

3. 待ち受け用の extensions.conf
[global]
LOCAL=4 ; asteriskが繋がっている rt200ki の内線番号

[incoming]
exten => ${LOCAL},1,Answer()
exten => ${LOCAL},n,Background(audio)
exten => 21,1,Dial(SIP/21,20) ; [21] は sip.conf の中で定義
exten => 21,2,Playbak(vm-nobodyavail)
exten => 21,3,Hangup()

2007年6月15日金曜日

Quand on a que l'amour

なんか突然ジャックブレルの曲が聞きたくなって、愛しかない時 で検索してみたら、結構簡単にみつかるものだね。
2年位前は、詞ですらなかなかみつからなかったのに。
YouTubeがひっかかるかと思ったら、最初に見つかったのが、ヤマハのプレーヤーズ王国 -- ま、これはカバーの演奏だったけど、上手いなぁ。おもわず拍手をいれたら、「loginしてください」だって。次が、dailymotion というところ。これはちょっとあぶなげだったけれど、(たぶん)30年前の録画。当時の録画を保存しているのか、それとも市販されているのかよくわからないけれど、すごいね、熱唱だ。
ラジオでの声しか知らないので、ギターを自演しているなんて、知らなかったよ。
Ne me quit pas もあったけど、こちらは、今一つピンとこなかった。どちらかというと、エディト・ピアフの方が印象に残っているので。

2007年5月24日木曜日

有声音的日文圣经

一番目立つののは、中国からのもので、どうも日本語学科の学生さんが教材用に利用しているらしい。

googleで、検索オプションで中国語を指定して、「日文圣经」で検索をかけると、とりあえず最初のページでみつかる( といっても、参照している掲示板の記事のほう )。

英語で japanese bible で検索をかけると、living bible が引っ掛かることが多いなぁ。国外向けの SEO も少しした方がいいのかな。

2007年5月20日日曜日

数学辞典 第四版

しばらく書店から足が遠ざかっていたら、第四版が出ているのね。
で、定価をみると、1万7千円とある。6月までは発売記念で1万5千円ということらしい。昔から安い本ではなかったけれど、こんなにしたかな、と思って第3版をみると、定価9800円だったらしい。
20年ぶりの改訂だし、数学セミナーの方をみると、Hodge予想が2003年に否定的に解かれたとか書いてあるし、すっかり世間に取り残されてしまった気分だね。まあ、20年の間にいろいろ変ったことも多かろうから、買うつもりだけどね...

2007年5月11日金曜日

BT878 (その2)

何はともあれ、Windows上で動作確認 ということで、メーカーサイトからドライバをダウンロード。
β版ということだが、Windows 2000上でとりあえず綺麗に表示されるようだ。で、録画はどうかな っていうと、録画中は割り込みを占有してしまうのかほとんどフリーズ状態でマウスに反応しなくなる。設定した時間が経過すると反応するようになるし、録画もちゃんとされているようなので、まあβ版だからしょうがないか ということなのだが、640x480の解像度で記録することができない。320x240でしか記録できないとなると、用途はかなり制限される...というよりほぼ役に立たないに等しい。
てな訳で、ドライバを物色。「ふぬああ」というソフトで 640x480で記録できるという記事があったので試してみる。確かに 640x480で表示はしてくれているようなのだけれど、640x480で記録しながらだとモニタできない。いろいろ設定をいじればできるようになるのかもしれないが、結局 320x240でしか記録されていなかったので、とりあえずこれも一旦棚上げ。

ボードを FreeBSD機に差替えて、fxtv で動作確認。
その前に X をインストールしないと、ということで Xorg をインストール。キーボード切り替え機との相性が悪いみたいで、マウスのコントロールがきかない( 普段はサーバー機なので、Xはインストールしていない機械なので )。
しかたないので、Windows上で VirtualPCを動かしてその上の X に表示させる( ひどくパーフォーマンスの悪いやり方だ )。
色数があっていないのか、えらく画像が汚い。おまけに録画中にモニタできない。
出来たファイルはそれなりなんだけどね...

2007年5月9日水曜日

BT878

ジャンク屋で、I-O Dataの TV capture ボードの GV-BCTV3/PCI が 1280円で置いてあったので、入手。

いや、何に使うあてもないのだけれど、FreeBSDで使えそうな brooktree(conexant)な chipの名前が見えたので...

2007年5月5日土曜日

galatea talk (その7)

galatea talk で検索すると、なんと、最初のページ(つまり10位以内)に入っているのね。...こっちのページじゃなくて、あっちのページね。

まあ、くせの強いソフトウェアだから、もしかしたら、最初の実用的(?)な応用だったのかも。

2007年4月25日水曜日

自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事をしなさい。

(テサ2)という訳で、今月はちょっと忙しくて、他のことに手が回らない。

2007年3月29日木曜日

音声版聖書

音声版の聖書のアクセスログをみると、外国からのアクセスが結構ある。
一番目立つののは、中国からのもので、どうも日本語学科の学生さんが教材用に利用しているらしい。

DAISY版のアクセスは、いまひとつ。

2007年3月15日木曜日

galatea talk (その6)

Segmentation Faultの原因がわかった。
リンクしている libxsltのバージョンが、gentoo デフォールトの、1.1.17 ではだめで、1.1.20を使わないといけない、ということらしい。

とりあえず、動くようにはなった :-)

galatea talk (その5)

メモリが足りないのかと思って、K6 160MB のPCから、Celeron 512MB のPCに変更して、再度 chaone を試してみるが、やはり同じところで segmentation fault が発生する。つまり、Memory不足じゃなかった、ということ。
じゃ、何が悪いんだよ、ってことで、mach=i586 のオプションを mach=i686に替えて build world の実行中。
てっきり、linuxで開発しているものだとばかり思っていたけれど、本当の開発機は、SolarisやWindowsなのかも。

う〜ん。gentoo の雰囲気は、そう悪くない(というか、BSDよりだね)のだけれど、他のディストリビューションで動くアプリケーションが簡単に動かないとなると、やっぱり乗り換えられないなぁ。

2007年3月14日水曜日

unidic-1.2

galatea talk で、振り仮名のついたテキストを入力することができるのだが、これの出来があまりよくない。いろいろ試行錯誤をしてみると、どうも前段階の chasen が使っている unidic にその原因があるようだ。(註:chasenの標準の辞書は ipadic だが、galatea talk では、専用の辞書 unidic を使う)
動詞の語幹に振り仮名をつけると(!これは、ごく普通の振り仮名のつけ方だと思う)活用語尾が活用語尾として認識してくれない。つまり、「食べる」にルビを振るとき、「食(た)べる」ではだめで、「食べ(たべ)る」と振らないと、「べ」が未定義語となってしまう。しかも、『ひらかなの標準の読みが定義されていない』。結局辞書に定義されていない言葉が無音扱いとなって「食(た)べる」とルビを振ると、「タ(pause)ル」となてしまう。

文語の辞書もあまりよくない。「給ふ」が辞書になくて、「給う」で登録されている。他のハ行四段活用動詞が登録されていない訳ではなく、なぜか「給ふ」だけが、ア行に登録されている。

まあ、オープンソースだから、いやなら自分で直せ、ということか。。。

2007年2月25日日曜日

galatea talk (その4)

gtalkは、chasenとchaoneというプログラムを補助に呼び出しているのだが、どうも、このchaoneというプログラムが、メモリ食いのようで、Segmentation faultを引き起こす。
160MBのメモリでは処理しきらないようだ。(一応 swapとして 256MBは用意してあるのだが、swapは使っていないみたいだ )
結局、動作優先で用意した gentoo linux(メモリ160MB)では動作せず、実稼働用のFreeBSD(メモリ384MB)上の方が、安定動作という皮肉な結果に。
(もちろん、FreeBSD上で動かすには、何箇所か修正を加える必要がある)
chaoneの処理部分だけ、別の機械上で処理した結果を、上のgentoo linuxにもってきて処理を続行させれば、発音するので、gtalkそのもの問題ではないのだろう。たぶん、chaoneが使用している xsltあたりがメモリ食いなのだと思う。

でも、せいぜい 1MB程度しかない音声データで、これだけの品質の音声が合成できるというのは、すごい。

2007年2月24日土曜日

galatea talk (その3)

gtalk (galatea talk の音声合成部分)を、比較的新しい、2006/10/23版に取り替えてみた。

sil[10] h[70] a[65] j[75] i[60] m[60] e[65] n[45] i[75] k[85] o[60] t[65] o[65] b[50] a[70] g[50] a[100] a[75] cl[90] t[110] a[90] sil[480] sil[475] k[125] o[70] t[65] o[65] b[50] a[85] w[60] a[75] k[85] a[65] m[60] i[65] t[90] o[75] t[80] o[65] m[60] o[65] n[45] i[85] a[75] cl[90] t[110] a[90] sil[480] sil[475] k[125] o[70] t[65] o[65] b[50] a[85] w[60] a[170] k[85] a[65] m[60] i[65] d[50] e[80] a[85] cl[90] t[110] a[90] sil[10]

だいぶ、聞きやすくなっている。カミの部分は、最初のが、
k[85] a[65] m[60] i[65]
後のも、
k[85] a[65] m[60] i[65]。

賢くなったのかどうかは、他のサンプルも聞いてみないとわからないけれど。

2007年2月23日金曜日

galatea talk (その2)

いろいろ試行錯誤の結果、galateatalk が動きだした。
まだ、アクセントがおかしい。

めにがあった。にあった。であった。

で、アクセント指定するのだが、解析結果は
sil[355] h[80] a[70] j[75] i[65] m[55] e[75] n[45] i[75] k[90] o[60] t[60] o[65] b[50] a[65] g[50] a[70] a[65] cl[165] t[50] a[95] sil[345] k[100] o[70] t[65] o[50] b[50] a[85] w[60] a[70] k[90] a[55] m[60] i[65] t[75] o[85] t[80] o[55] m[55] o[75] n[45] i[125] a[70] cl[165] t[40] a[95] sil[345] k[100] o[70] t[65] o[70] b[50] a[85] w[60] a[70] k[90] a[55] m[60] i[80] d[50] e[65] a[70] cl[150] t[40] a[95] sil[345]

はじめの「カ’ミ」は、k[90] a[55] m[60] i[65] でほぼ正しいのだが、2回目の「カ’ミ」は、k[90] a[55] m[60] i[80]となって、期待通りの発音をしてくれない。

茶筌の辞書を直せばいいのか、それとも別の原因なのか。

もう少し直接的にアクセントを指定できればよいのだが...

2007年2月19日月曜日

gentoo linux ...

なかなか好みにあうディストリビューションがなくってね。
それでも、ときどきは、いろんなものに手をだしてみる訳だが、

う〜ん、パーティション分けしてバイナリーをインストールをした後は、ブートローダをインストールする前に、カーネルのコンパイルとな。( Sunですら、カーネルの再構築はインストールが終わってからの仕事だってのに。)
確かにマニアックと呼ばれるだけのディストリビューションだな。

てな訳で、今は modules のコンパイル中だ。遅い機械にインストールするのは考えものだね。

2007年2月14日水曜日

SMIL

正確には、Synchronized Multimedia Integration Language というのが、マルチメディアコンテントツの間の同期をとるための記述言語。
卑近な例でいえば、カラオケで、字幕と曲を同期させるようなものだ。

以前、Quick Time 絡みで、「Smil Scripting Guide for QuickTime」というのを読んだ記憶があったので、てっきり QuickTime は SMIL に対応しているものだと思っていたのだけれど、どうもそういうものでもないらしい。

どうやら、QuickTimeでの同期記述は、SMIL風に書けるし、別のソフトの同期記述も、SMIL風に書ける。けれども、その二つの間の互換性はあまりない、といった感じのようだ。( 詳しく調べたわけじゃないので、思い違いかもしれないけれど。)

大体、マルチメディア系のツールっていうのは、作成用のプログラムと再生用のプログラムが対になって構成されていることが多くて、動作検証もその対になっているプログラムでしか行わないことが多い(というか、ジャンルによっては、それが、de facto standard なんだな。他に検証手段がない)ので、文法通りと、期待通りが、ちょっと乖離しているみたい。。。

2007年2月7日水曜日

ラゲ訳 (その2)

ラゲ訳の最初の校正が、やっと終わった。
今回は、ちょっと疲れた。
理由はたぶん、○送り仮名が統一されていない、○第三・第四水準外の漢字が結構多い、あたりなのだと思う。

まだ修正すべき点は多いし、ルビ付けなども残っているけれど、ちょっと時間を掛けすぎたので、当面は、一段落したこの状態で放置することにする。

ぼうふり については、たぶん、ぼう は、虫偏に冒(蝐)、ふり は、虫偏に環に旁、(蠉)なのだと思う。

2007年1月10日水曜日

galatea talk

asterisk絡みで、音声応答システムを検索していたら、galateatalk なるものを見つけた。
デモを見る限りでは、それなりの発音をしている。
http://kt-lab.ics.nitech.ac.jp/~demo/gtalk/demo.php

数年前にはフリーの日本語対応の音声合成ソフトは皆無だったことを考えると、IPA(情報処理推進機構)もなかなか味なことをしてくれる...

2007年1月7日日曜日

ラゲ訳

年末から年始にかけて、ラゲ訳と格闘中。
マタイ23:24 の「ぼうふり」って何?
漢字が全く判らない。

<ぼうふり>を濾し出だして、駱駝を飲む瞽者なる手引きどもよ。