2011年1月31日月曜日

壊れる

最近、コンピュータがよく壊れる。
壊れるといっても、ほとんどは10年選手なのでいわば天命なわけで、物持ちのよさの裏返しなのだけれど。
まあ、壊れてくれないと捨てられないということもあるし、台数もまとまってきたので、業者にまとめて出すことにしよう。もう修理用パーツも割高だし、保管場所も馬鹿にならないし。

installworldがchflagsで失敗するとき

NFSでマウントしたファイルシステム上で、make installworld を実行すると、
install -s -o root -g wheel -m 4555 chpass /once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin
/once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chfn -> /once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chpass
/once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chsh -> /once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chpass
chflags schg /once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chpass
chflags: /once/rest/work/freebsd-mips//usr/bin/chpass: Operation not supported
*** Error code 1

で失敗する場合は、
make -DNO_FSCHG installworld
とすればよいらしい。

( /etc/make.conf に NO_FSCHG=true と書いてもたぶん同じ )

2011年1月24日月曜日

BuddyNS

使いやすいセカンダリDNSサービスを探していて、everydnsを、そこそこ気に入っていたのだけれど、最近、DynDNS に買収されたらしくて、いつまで無料のまま使えるかどうか怪しくなってきた。( 以前からのユーザーは、そのまま同等のサービスを使えるようなのだが、新規に登録するユーザーのメニューからはいくつかのサービスが消えている )

そんなわけで、少し探していたのだけれど、buddyns というのを見つけた。
メニューは、シンプルそのもので、説明もぶっきらぼうだけれど、とりあえず機能としては、excelent の評価を与えていい。なかでも、プライマリからセカンダリにデータが反映される早さは特筆に価する。

( buddyns から「宣伝してくれ」とのメールが来たので、少しばかり宣伝してみた。)

2011年1月22日土曜日

青春は安全な株を

安全な株を買ってはいけない、なんて言葉があるけれど、日本の株式市場の実態を考えると、ストックとして株を買う人なんていったいどのくらいいるんだろうね。
株式の税制も面倒くさくなるばかりだし、損益を通算して税金が少なくなる場合があるといってもそのためにこまごまとした書類を準備しなくちゃいけない手間を考えたら、とても割が合わないよ。日本の税制というのは、数千円の還付のために数時間の書類作成の手間が掛かっても減税効果があると思っているのがほとんどだし。

株の話は、損したといえばそれ見たことかといわれるだけだし、儲けたといえばやっかまれるだけで、よいことは何もないからこの位で。

昔のアニメ

テレビで再放送しているのをきっかけに、昔のアニメを youtubeで通してみた。まあ、昭和40年代のスポ根漫画といえばわかる人にはわかるだろう。

少年時代は根性物としか思っていなかったけれど、今観ると結構青春物だね。

2011年1月17日月曜日

停電

昨日の夕方から某所のサーバーが応答しなくなっていたので、『また賄いのおばさんか誰かが電源を落としたのかな』と思って様子を見にいったら、どうも停電があったらしい。
で、こういう時は普段はクライアントとして使っているPCのキーボードとモニタをサーバー機につなぎなおしてメインテナンスをするのだけれど、なんとPCのモニタが DVI接続になっていて、VGA端子しかもっていないサーバー機にはつなげられないことになっていた。
そういえば去年PCが故障してそれっきりだったので、誰かが新しいPCを設置していったのだろう。

虫の知らせがあったのかよくわからないけれど、たまたまバックアップ機を持参していたので、BIOSの発する音だけを頼りに交換。正常に動いてさえいれば telnetなりで入れるので、それでよしとする。

で、交換して持ち帰った機械を起動してみると、/var パーティションの fsck に失敗していて、例の如く マニュアルでfsckせよ のメッセージのところで止まっていた。
10GB位のパーティションなので journal はちょっと大げさかと思っていたけれども、そろそろ導入を検討したほうがいいのかもしれないな。

BBC放送

有線放送と無線放送の棲み分けのおかげで、無意味な地域制限が付き纏っている radiko と違って、BBC放送がインターネットでも聞ける。
中でも、土曜日に一時間、日曜日に2時間放送している、early music show が、なかなか素敵。
放送終了後は1週間はオンデマンドでも聴けるようになっていて、今週はミランのパバーヌとか、楽譜でしか知らない曲が流れている。
リュートの曲だけれど、なんと今回ビウエラで弾いているらしい。音色が似ているので注意していないと区別できないね。
( もちろん early というのは、バロック以前、ルネッサンス期頃の音楽を指しているのだけれど、番組としてはそれほど厳密に区別しているわけでもないみたい )
高校生の頃に、早朝の時間帯に皆川達夫さんの「バロック音楽の楽しみ」という放送があったけれど、ちょうどそれによく似た感じだ。

2011年1月9日日曜日

実家にADSL...

YouTubeで昔の歌が聴けるよ、と言ったら少しは関心を寄せたみたいなので、実家にADSLでも導入してみようかなと思う。年寄りの一人暮らしなので、退屈そうになりそうなので。

で、費用をいろいろ調べてみると、どうも最低ラインは、2000円/月くらいらしい。1Mb/secのプランだともっと安いのがあったような気がしたのだけれど、モデムがレンタルに限るなど制約がきついようで、結局 12Mb/sec のごく普通のプランが一番安いらしい。

で、この値段が、たとえば有線TV(インターネットでなく、純粋にTV視聴の値段)と比べて、コストパフォーマンス的にどうなんだろ、というところで少し思案中。もともとインターネットそのものには興味がないわけで、純粋に娯楽に掛ける費用として妥当なんだろうか。

自分のところは光回線で、電話代と合わせて8000円近くをインターネットに費やしているので、それに比べれば十分安いのだけれど、光電話の基本料金と事務用電話機+追加番号+番号通知の差額を考慮するとインターネットのために増加した費用は実質4000円に満たない位のもので、会社として支出する分には十分にペイしているのだけれど、この4000円対2000円の比が、納得できる差なんだろうか、と考えてしまうわけだ。

ライフラインとしての 電話代 2000円/月は 許容できても、4000円/月 は、収入の少ない家庭にはちょっと納得しにくいかもね。

いまどきの流行りもの

去年は、電子書籍かなぁ。iPad - Kindle のライン。それと android か。
twitterもブレークしたようだし、facebookもそれなりに定着しつつある。

WEB2.0 はもう誰も口にしなくなった(というか、現状がすでに WEB2.0 なのだろう)。

どれも、あまりインパクトが少ないなぁ -- まあ、過去からの延長で推測しやすい流れだったというのが大きな理由なのだろうけれど。

今年はどうなるのかな。アナログTV放送の停波に関連した何かがあるのだろうか?
個人的には DRM でガチガチに保護されたコンテンツなどに支払いをする気などこれっぽっちもないので、デジタル放送に魅力を何も感じないのだけれど、それで商売したい人はたくさんいるのだろう。
これを機会に TVの視聴人口は相当に減るのではないかと期待しているのだけどね。

HTML5 辺りが話題になるのかな。

2011年1月8日土曜日

disklabel: Class not found

検索してもなかなか見つからなかったので...

8.1にアップデートしてから、disklabel が、Class not found のエラーを出して使えなくなった。
原因は多分、geom_bsd.ko が組み込まれていないせいで、kldload geom_bsd.ko すれば、直るようだ。

disklabelで、もう一つ変化したのが、マウントしているディスクに対して使えなくなったこと。
以前は、マウントしているパーティションを変化させなければマウントしたまま他のパーティションの大きさを変更できたのだが、今はできなくなったらしい。
これは、かなり不便な変更だと思う。

[追記] 直接的には、/usr/src/sys/${arch}/conf/DEFAULTS で、従来の
options GEOM_BSD
options GEOM_MBR
が、
options GEOM_PART_BSD
options GEOM_PART_EBR
options GEOM_PART_EBR_COMPAT
options GEOM_PART_MBR
に変更になったのが、原因らしい。

2011年1月2日日曜日

立つ鳥跡を濁さず (サーバートラブル ( その5 ) )

結局、去年の6月にこのサーバーに見切りをつけたのは正しい判断だったようで、サーバートラブルは今もくすぶり続けているらしい。
で、今は、新しいサイトへ移転したことの通知だけが残された状態で放置されているわけなのだが、そろそろ古いサイトもケジメをつけて完全退去したいところ。

新しいサイトに自動転送するようにして放置してしまうのも一つの方法なのだけれど、それは利用規約的には禁止されているようなので(禁止されているだけで、不可能なわけではないので、あえてアカウント停止覚悟の規約違反というのもありだけれど、まあそれは信義に反するので)あまりしたくない。

いづれにしても、夏くらいまでには完全撤去。同居の別サイトも、移転するか、廃止するか、どれも大してアクセスのあるサイトではないし。
10GBのVPSが500円なら、もう、無料のサーバーに固執する理由はほとんどないね。いい時代になったのかな。

2011年1月1日土曜日

価値の創出

いまさら資本論の復習というわけでもないのだけれど、サービス業に分類されているこの業界に長くいると、価値はどこから導かれるのだろうと考えこむことが時折ある。
右にいっていた価値の一部を左に移しただけで、総価値としては何も増えていないのではないか?などと思い悩んでしまうわけだ。

図式的に単純化すれば、今まで X というコストが掛かっていた仕事を、A という技術を使って Y というコストでこなすことができるようになったときに、A の価値を (X-Y) と算出して、それを 発注側の利益 α と 受注側の利益 β ( 但し、A = α+β ) で按分する、というのが、利益の源というわけだ。

一方で、サービス業としてではなく、第一次産業として分類する考え方もあるわけで、そうすると、投入されるべきは、人件費、産出されるべき成果物の価格が、A を下回らない限り、生産は行われない。

こうした古典的図式以外の生産のあり方(もちろん、誰かの犠牲のうえに成り立つ図式は除外する--搾取とかそういう概念は抜き--にして)はないのだろうか。いや、必ずあるはずだというのが直観なのだが、何を見落としているのだろう。余暇とか幸福とか達成感とか古典的な経済学があまり考慮に入れて入れていなかったものが含まれるのだろうという気はする。