2010年11月13日土曜日

drupalの引越し [ drupal ( その9 ) ]

引越しそのものは、そんなに大げさな話ではなくて、
ファイルを全部コピーして、設定ファイルを調節して、データベースをコピーするだけ。

... なのだけれど、動作確認をどうしようか、という話になると、ちょっとややこしい話が絡んでくる。シングルサイト構成で、すべて sites/default の中で完結していれば、何も問題はないのだけれど、マルチサイト対応だと、sites/www.example.jp, sites/www.example2.jp のように構成しておくわけなのだけれど、引っ越す前に動作確認しようとすると、www.exmaple.jp の名前ではアクセスできないので、一時的に www1.example.jp のような名前でアクセスすることになる。
www.example.jp の下の設定ファイルを、そのまま www1.example.jp の下にコピーすればいいかというと、この設定ファイルの中にも サイト名が書かれているので、それを修正してコピーしないといけない。
大した手間ではないといえば、そうなのだが、こういうサイト名を設定ファイルにハードコードするというのが、どうも気持ち悪い。ディレクトリ名がサイト名決め打ちで決まっているのなら、設定ファイルにも書くのは冗長だろうという気がする。たとえば、シンボリックリンクで、www1.example.jp → www.example.jp を張れば済むなら簡単なのに設定ファイルが微妙に異なるので、それができない。かといってサイト用のディレクトリ以下を全部複製を取るのも馬鹿らしい、といったところ。

テスト環境用のプライベートなDNSサーバーを立てて、公けの Aレコードとは別に テスト用に www.example.jpのAレコードを引越し先のサーバーのアドレスを返すように環境セットアップをするという手もあるけれど、ちょっといやらしいね。

[追記:2010/11/14] www.example.jp を引越し先環境でテストしたいときは、test.www.example.jp で引越し先をアクセスすれば、いいのかも。
test.www.example.jp の設定ファイルがなければ、www.example.jp → example.jp →→ default といった具合に設定ファイルを探しにいくらしい。

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