2010年11月10日水曜日

ウィルススキャンだけ他所のを使いたいとき

最近はローコストで(ほとんど無料で)メールのウィルススキャンをしてくれるところが増えたので、なんとかこれを利用できないかと思案するのだが、

こういうサービスをしてくれるところでも、メールサーバーとしての機能はいまひとつだったりするので、通常読み書きするメールサーバーとしては使いたくない。受け取るメールをそちらを経由するようにして、読み書き自体は別のサーバーでしたい。
もちろん、数百円/人程度の費用を掛けるつもりなら、まさにそのものといったサービスを提供している業者はいくらでもあるので、無料に近いコストでというのが大前提としてある。

以前だと、clamAVを使って、自前でウィルスチェックをしていたわけだけれど、ウィルスの種類が増えるに従って、clamAVの要求するメモリ量も増加する一方で、1コインのVPSのような少ないメモリの環境では自前のウィルススキャンがほぼ無理な状態になってきているのを何とかしたい、というわけだ。

MXをウィルススキャンをしてくれるメールサーバーに向けて、そこから転送をかけるというのが、正統的な方法なのだけれど、転送先のメールアドレスを何にするかが問題になる。
同じメールアドレスだとMXが自身に向いているので、違うメールアドレスにしなければいけない。しかしそうすると変換されたメールアドレスを元のメールアドレスに戻す仕組みをつくらないといけない。(有料のウィルススキャンサービスの場合は、MXレコードを無視して配送してくれるので、こういう問題は発生しない。)
シングルドメインならともかく、マルチドメインで変換ルールを作るのはちょっと大変かな?というところ。

aaa@bbb.ccc.dd 宛てのメールを転送する際に、aaa@mail.bbb.ccc.dd に変換して、最後に aaa@bbb.ccc.dd に戻す -- だと、bbbが沢山あると、面倒くさい。
aaa@bbb.ccc.dd 宛てのメールを、bbb+aaa@mail.ccc.dd に変換して、これを、aaa@bbb.ccc.dd に戻す 辺りが妥協案か?

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