駅前で、震災支援チャリティと称したフルートコンサートのちらしを配っていたので、行ってみた。
演奏者は韓国のフルート奏者で、最近流行の韓流のドラマの音楽などを演奏しているらしい。入場料は無料だがカンパが被災地に届くという、よくあるパターンのチャリティ形式だ。
で、始まってみると、最初の曲はその韓流ドラマで演奏した曲らしいのが数曲。ただ、伴奏がいただけないな。いわゆるカラオケだ。
大自然の中でフルートを奏でるという設定なのだろうけれど、弦楽やらピアノやらオーケストラ風のバックに演奏する形になっていて、フルートが負けている(音量もバックが大きすぎ)。
バックは画像だけにして、フルートの独奏にするか、せめて、生のピアノの伴奏にしなくては、興醒めだ。
で、次が、「いつくしみふかき」と「Amazing grace」。え? 伝道コンサートだったの?
他に、チープな楽器を使った演奏を取り混ぜて、説教っぽい話が増えて来て...
まあ、演奏は下手じゃないのだけれど、なんだか、大道芸人の演奏みたいになってきた。そりゃ、木管吹きはどんな素材でも、穴が開いていればそれなりの音を出して曲に仕立てることは可能だろうけれど、そんな演奏をいくつも聴かされてもなぁ...
というわけで、牧師さんの説教の時間になったタイミングで、会場を抜け出しました。