2015年12月13日日曜日

某トップページ

某お客さんのサイトのトップページが、訪れるたびにいらいらして不快になる。
要は、外注した業者がいい加減なデザインで作ってあるせいなのだけれど、
第1に、「遅い」
第2に、ユーザビリティに配慮していない。
第3に、固定幅デザインのくせに、モニタの幅に収まらない。
第4に、上から降りてくるメニューが鬱陶しい。
第5に、メニューが大きすぎて、一旦降りてくるとメニューを消すのにマウスを大きく移動しないといけない。
第6に、メニューの反応領域が適切でないので、メニューがちらちら出たり入ったりしてうざい。
第7に、トップメニューからメニューの下の方の項目を選ぼうとマウスを移動しようとしても、その間にメニューが消える領域を通過するので、クリックしようとしたタイミングではメニューが消えていたりする。
第8に、トップページの最新の記事からリンクをたどると、行った先が目的の記事そのものでなくて、「詳しくはこちら」のリンクがあるだけのページだったりする。
第9に、リンクとダウンロードの区別が判り難い。リンクだと思ってクリックすると突然ダウンロードが始まって「あ、間違えた」と思ってしまうことが多い。裏切られた気分になる。

お客さんにアドバイスをする関係で、サイトを訪れないわけにもいかないのだけれど、結局、直そうと思うと、デザインからすべてやり直さないとだめなわけで、小手先で直るところは取りあえず直してみたけれど、直しながらだんだんいらいらしてくるのでうんざりする。

とりあえず、当初、表示するのに20秒近くかかっていたのは今は7秒台くらいにはなったし、キャッシュにヒットすれば5秒台くらいで表示できるようにはなったのだけれど、キャッシュを使いまくりなので、更新の遅れの方が逆に問題になってくる。
小さすぎる文字の大きさや広すぎる行間も多少調節したものの、適切と思われる値にはいまだ届かず、かといってこれ以上の調整はデザイン的にアンバランスになる部分が多すぎておいそれとは手が出せない。
そもそもトップページに物を詰め過ぎ。トップページを訪れる時はそもそもキャッシュにデータが何もないことを前提に単純なつくりにして、次のページ以降でトップページで読み込まれたはずのデータをキャッシュとして再利用するようにするべきなのに、まったく逆の造りをしている。
しかも、トップページの目に入る部分には数行のキャッチフレーズしかない大きな画像がモニターを覆っているといった情報量の少ない、すぐにあきる、イコール2度と見たくないデザインになっているし。

サイトの一部分は、旧サイトのものがそのまま残っているのだけれど、その部分に移動すると、急に反応がきびきびした感じになってほっとする。こちらは、大体どのページも1~2秒で表示してくれるので。

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