2014年11月24日月曜日

A.Grothendieck氏 (その2)

そんな訳で、いまは、A la pursuite des champs を読み始めている。まあ、数学のような数学では無いような、こんなのを読んでいる(読んだことのあるを含めて)人は、日本では10人にも満たないだろうなと思いつつ。

いや、タイトル自体は昔から知っていたのだけれど、インターネットで公開されているのを知ったのは極最近なもので。便利になったものだね。もしかしたら亡くなったから公開されたのかもしれないけれど。

題名は、A la recherche de temp perdu をどうしても連想させる題名だけれど、予想に反して、中身は英語だった。Quillenの高次K理論をかなり意識しているみたい。僕がQuillenを読み始めたときは、周りの人達は僕が代数幾何をやめたように思っていたらしいけど、ま、方向性としては間違っていなかったのだろうな。

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