2008年7月14日月曜日

FOP (続き)

当分、FOPに縦書きサポートが入りそうにない、となると、
1. 自分でFOPをハックするか、
2. PDFJに手をいれるか、
3. TeXでなんとかするか
なんだけれど、たぶん、現時点では、ルビに関する組版が一番まともなのは、2。
マクロを上手く作れば、3もたぶんいい線いくと思う。ただ、今の TeXに手を入れて unicode対応にするのは、dviファイルの互換性を一旦捨てないとだめだと思う。互換性を捨てる気であれば、TeX本体そのものの改造はそれほど大変ではないと思うが、関連のツール類が全部使えなくなるのは、ちょっとつらい。
FOPのルビは、(いままで見た範囲では)あまりできがよくない。CSSでルビを実現したときのように、ルビが前後の文字に重なる量がいかにもやっつけ仕事だ。この辺のロジックを調整するのは結構大変そう。

いかにも車輪の再発明になりそうな仕事なので、できることなら手をつけたくない。
必要な範囲内での縦書対応だけであればそんなに大変そうには見えないけれど、他との整合性まで考えると泥沼にはまりそうな、いやな感じのする仕事だ。

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