IT関連の技術の急激な進歩を考えると、何をやるにしても、つい、今できる技術の組み合わせでできないか、と考えてしまう。
もちろん、それは決して悪いことではなく、それがベストの選択であることが多いのだ。実際、どこかに既に存在するものをもう一度自分でつくることは、「車輪の再発明」としてしばしば揶揄される。
とはいえ、そういう生活をずっと続けていると、いつのまにか自分でつくることを忘れてしまうのも悲しい事実。
ちょっとした、1ページ程度のスクリプトですむような処理ですら、ネットで検索するようなことをしがちになる。
思えば、XMLのparser程度は、学生の頃は一日くらいでちょいちょいと書いていた。いまだとライブラリの呼び出しで9割方の用は足りる。さて、残りの1割の、帯に短し襷に長しの機能を実現したくなったとき、ライブラリに手を入れるか、そういうものだと諦めて、要求仕様を変更してしまうか。
(あ、もちろん、今考えているのは、parserの問題ではない。)
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