2008年11月27日木曜日

4-5年前のハードディスクがそろそろやばい

ハードディスクが壊れてデータが... という話を、ここのところやけに頻繁に耳にするようになった。だいたいが、製造後4〜5年の、まあ業界にいれば、「寿命かな?」ですんでしまうくらい使いまわしたものなので壊れること自体は取り立ててニュース性のあるものじゃないのだけれど。

一般ユーザーからしてみると、Windows98からWindowsXPに切り替わる頃のディスクで、たぶん、最初のトラブルなんだろう。アンチウィルスやらで知らないうちに酷使されていることが多いし、起動に5分かかっても、「うちの機械は旧式だから」と思っている、というケースがほとんど。

大抵は、本体が起動しなくなってからはじめてヘルプコールが掛かる訳なのだが、診断ツールでまずエラーが検出されるし、読み出せるデータは可能な限り読み出そうと思っても、壊れるのが早いか、読み出すのが早いか、みたいな時間との戦いみたいな状況だったりする。

マイドキュメントとメール関連だけは最優先で救出を試みるのだけれど、他のデータは保存されている場所がばらばらだし、作成したソフトが動いている状態でないとバックアックがとれないといったことも多くてなかなか難しいことが多い。一昔前だと DVD-R の数枚もあれば楽々フルバックアップがとれたのに、なまじ容量が大きくなっているので、それもなかなか、といったところ。

まあ、データ救出ってのは、商売としては結構うまみがあるはずなんだけれど、「やってみないと救出できるかどうかわからない」、「やってみたけど結果的にだめで、ディスクも修復不能になったとき、どう値段をつけるのか?(客にしてみれば、預けた状態以上に悪化していることになる)」あたりが、値段のつけにくいところだ。
DRMが掛かったデータなんて、物理的に正常に読み出せても、結局利用できる状態には戻らないし。

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